臨床例
脊柱管狭窄症で歩行困難、腰と足の痛みで諦めていたダンスをカイロ施術を受けて再開できた73歳女性の症例
来院までの経緯
Sさんは、1ヶ月前から歩くのも辛くなり、荷物を持っていてもひびくようになり、病院を受診された。
レントゲン・MRIの検査から先生に「脊柱管狭窄症」と診断され、痛み止めの薬を処方される。
リハビリにも通い、薬も飲んでいたが、なかなか良くならない・・・。
もともと活動的で趣味のダンスなどやっていたのもできなくなり、なんとか治したいと思い、当院に来られた。
既往歴、その他
子宮筋腫OPE。慢性的な便秘。アレルギー。おととし:転倒して尾てい骨打撲。昨年:左足静脈リュウ。
問診
現在お困りのことはなんですか?
歩くことがツラい。重い荷物持つと腰にひびく。
これまでにどんな対処を行ってきましたか?
整形外科。痛み止めの薬。電気治療。接骨院。
考えられる原因はありますか?
とくに思い当たることはない。
どんな時に一番辛いですか?
歩くのもツラい。日常の家事。座ってて立つ時など、動作変える時。
どの体勢が楽になりますか?
横になっているとマシ。
治療、経過と結果
初回
歩行はゆっくりゆっくりで、腰から足にかけて痛みがあるとのこと。
座位になると比較的楽なようなので、ナーボスコープで検査。
だいぶ体は慢性状態になってきているのか、ブレイクも少ない。
持参してもらったレントゲンを確認すると、診断されていたように、腰椎5番と仙骨間はかなりスペースがなくなっていた。
腰椎も狭小化、ところどころに骨棘もみられた。
これは、背骨の退化のレベルでいえば第三段階というかなり進行した状態。
そのことをSさんに話し、このバランスを戻していくには時間がかかることを説明した。
今日は、できるだけ負担のかからない伏臥位で仙骨を軽めに調整した。
2回目
【翌日来院】
「終ってから、腰がすごい軽くなった!」とのこと。
家で椅子に座ってたら、息子さんに「1回でこんなに姿勢が良くなるの?」と言われたらしい。
今日も昨日同様、仙骨と下部胸椎を軽めにアジャストする。
3回目
【4日後】
昨日は、家の用事などしていたら、少し体がだるくなったので早めに寝た。
仙骨と、今日は反応の強く出ていた頸椎5番もアジャストする。
その後
Sさんは、アドバイスした姿勢の改善にも積極的に取り組まれ、どんどん回復していかれた。
「足の運びも楽になって、体も軽くなってきました!」と喜ばれていた。
ラジオ体操を始められたり、大好きなダンスを再開されたり、庭での家庭菜園なども楽しまれている。
現在もいい状態を維持するために月に2回アジャストメントを受けに来られている。
患者さん感想
腰を痛めてしまい、整形外科に言ったら、腰椎すべり症・脊柱管狭窄症と診断されました。
処方された薬を飲んでいましたが、ほとんど効かず息子も心配してくれて色々調べてくれて、
多少お金がかかってもしっかりと治したいと思いこちらに伺いました。
1回施術を受けて、2、3日したら、なんだか体も軽くなり、背スジも伸びて、1回でこれだけ効果がでるのかと驚きでした。
何よりも最初に目標にしていたダンスにも、早くに復帰することができて本当に嬉しいです。
困っている方は、一日でも早くこういった治療があることを知って、受けていただけるといいと思いますよ。
※個人の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
院長コメント
Sさん、大好きなダンスを再開できるようになって本当に良かったですね。
高い意識を持たれて、アドバイスさせてもらった姿勢の改善や、体操も頑張られたおかげだと思います。
これからもいい状態を維持していけるよう背骨のケア頑張りましょう(^^)