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2018年5月6日

下垂足

こんにちは。
藤沢市辻堂で、あなたの身体の健康問題を根本から解決する
『背骨と神経の専門院』
マハロカイロプラクティックオフィスの太田です。


今日は

 

【下垂足】について

 

 

 

昨日

 

埼玉から来院されたSさん

 

普段は、杖をつかないと歩けないとのこと。

 

まず歩行を簡単にチェックさせてもらうと、かなり大変な状態・・・

 

 

左足は変形性膝関節症で膝には装具

 

右足は、足首が上がらずパタンパタンとなるので、こちらも装具着用

 

 

症状からして、だいぶ進行してきている様子。

 

 

基本的に、悪くなっていく段階としては

 

痛み→痺れ→麻痺という順番

 

 

シビレや麻痺までいってしまうと

 

 

回復には相当な時間がかかるし、完全に回復しない場合もある。

 

Sさんの右足のパタンパタンは

 

『下垂足』と言われるもので

 

これは、筋力低下や麻痺によって足首から先、つま先を持ち上げられない状態。

 

歩行時などは、足首が上がらないので、つまづいたり転んだりと、かなり危険です。

 

 

それを防ぐために、膝を高く上げたり、足を外側に開いて前方に持っていくような歩行になってしまいます。

 

このような歩行を繰り返すことによって体の様々な部分に負担がかかるという悪循環になります。

 

 

進行すると筋肉も落ちてしまい、左右を比べると極端にどちらかの足が細くなってきます。

 

Sさんの右足もチェックしてみると、スネ部分の筋肉が落ちていて、だいぶ細くなってきていました。

 

 

下垂足になると、膝から下が痺れたり、麻痺したりすることから

 

この部分を支配している腓骨神経が何らかの異常をきたしていると考えられています。

 

 

下垂足の一般的な原因としては

 

筋肉の障害と腓骨神経麻痺で、腓骨頭部を通過する腓骨神経への圧迫や損傷によって下垂足になります。

 

また、膝付近で腓骨神経が圧迫されていたり、腰部の問題(脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア)などによっても、下垂足は起こってきます。

 

 

さらにもっと怖いのは、中枢神経に障害が起こることです。

 

脊髄や脳に影響を与える疾患である、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、脊髄性筋萎縮症、脳性麻痺、脳卒中なども下

 

垂足を引き起こす可能性があります。

 

脳血管障害のように中枢での問題が原因のこともあるので、正しい判別と検査が必要になってきます。

 

 

 

以上のように、下垂足はその原因に応じて一時的な症状で済む場合と

 

回復が非常に困難な場合があるのです。

 

 

Sさんの下垂足は、問診や検査の結果から

 

中枢神経の問題の可能性は低く、脊柱の変形やズレ、バランスの崩れによる

 

末梢神経の問題だと思われる。

 

 

今後は詳細なレントゲンを確認して治療を進めていく方向。


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