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2018年6月17日

先天性股関節脱臼

こんにちは。
藤沢市辻堂で、病院の薬や手術に頼ることなく
あなたの”からだ本来の健康を取り戻す”お手伝いをする
『背骨と神経の専門院』マハロカイロプラクティックオフィスです。


これはもしかしたらあまり聞いたことがない人もいるかもしれませんが。

 

 

そもそも股関節とは

 

骨盤と下肢を連結する重要な関節です。骨盤側の凹み(寛骨臼)に大腿骨(足側)の半球形部分(大腿骨頭)がはまり込んでいるのが正常です。

 

この股関節が先天的に適合していない状態を先天性股関節脱臼と呼びます。

 

 

しかし、赤ちゃんが生まれた瞬間から完全に脱臼していることは少なく、生まれた時には不安定である関節が、徐々に脱臼へと移行することが多く、最近は特に欧米では「先天性」という言葉を用いず、「発育性股関節形成不全」とも呼ばれているようです。

 

先天性股関節脱臼は、男の子に比べて女の子の方が発症する割合が高く、生後3~4ヶ月の健診のときに発見されることが多いようです。

 

原因は様々考えられるようですが、女の子や冬に生まれた子に多かったり、逆子に発症頻度が高いこと、家族に股関節が悪い人がいたり遺伝的な要素があったりなど、色々な事が重なって発症すると考えられています。

 

脱臼といっても赤ちゃんに痛みなど自覚症状はほとんどなく、泣くこともないので先天性股関節脱臼は気づきにくく、一人で歩けるようになって「あれっ、歩き方がおかしいな」ということで周囲が気付くこともあるようです。

 

やはり早期に発見し、早期に対処してあげないと成長していくにつれて、股関節を戻すのも手術が必要になったり大変になってくるようですので、乳児健診で異常がなくても家庭においても何か赤ちゃんの股関節に異常を感じたら、早めに小児科医に診てもらいましょう。

 

 

 

参考までに

 

先天性股関節脱臼を早期に発見するためのチェック方法は

 

・赤ちゃんの鼠蹊部や太腿のシワの位置や数が左右非対称

 

・足の長さが違う

 

・仰向けでM字で足を開いた時に開きにくい(膝が床から20°以上離れる)

 

・おむつを付けた時、ズレたりしてぴったりとおさまらない

 

・足を曲げ伸ばしや広げたりすると、股関節がポキポキ音がする

 

 

 

これらの事と

 

あとは先ほどの、女の子であるか・遺伝的な要素はどうか・逆子であったかなども考慮して、当てはまれば詳しい検査を進める必要があります。

 

 

以上、先天性股関節脱臼のことについて簡単にまとめてみました。

 

 

 

 

なぜこんな話をしたかと言うと

 

足の長さが違う原因の一つに

 

さかのぼれば、こういった生まれた時や生後数ヶ月の状態が大人になっても

 

関係していたりするからです。

 

 

 

よく整体やカイロプラクティック、その他の治療院に行って

 

 

「足の長さが違いますね~」

 

 

なんて言われて、施術後に「はいっ、足の長さが揃いましたよっ」

 

 

と言われて、「やったあ、治った!」と思っていませんか?

 

 

足の長さを揃えれば骨盤や体が整って治ったようなことを言われているかもしれませんが、

 

 

このように、生まれた時や生後の時からそもそも足の長さに左右差があったり、

 

事故や骨折、ケガ、関節の病気などでも脚長差は出たりします。

 

 

 

左右の足の長さはあくまで目安であり、参考材料にしかすぎません。

 

 

正しく判断するためにも、マハロでは治療を進めていくうえではレントゲンと問診は重要視しています。


今まで
何件もの病院や治療院に通ったけれど、なかなか良くならない
腰痛・坐骨神経痛・手足の痛みしびれ・頭痛・自律神経の問題等…

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一度、マハロカイロプラクティックオフィスまで
ご相談下さい。

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